若手コンサルタントに必要なビジネススキル、マインドセット、コンサルティングサービスの種類の紹介

PDCA

ビジネス上のフレームワークの一つ、PDCAについてお話します。

■PDCAが必要な背景

PDCAは日本語でいうと、計画・実行・評価・改善です。
PDCAを適用することができ場面は、ある目的(プロジェクト、製品開発など)に向かって計画がつくられ、実行が必要な場合に適用することができるフレームワークです。


■PDCAとは何か

Plan(計画)・・・目的に向けて実行計画を作成
Do(実行)・・・計画に沿って実行
Check(評価)・・・計画通りに実行できたかのチェック
Action(改善)・・・評価で発覚した課題を踏まえて改善活動を実施

Action(改善)から更に次のPlan(計画)につなげて、新たな計画、実行、評価、改善を順次行い(PDCAサイクルを回すこと)、継続的に改善活動を続けることが必要になる場面もあります。

■PDCAはどのように使われるのか

コンサルティング業界やビジネスの現場では、PDCAという言葉やPDCAサイクルを回すという言葉が飛び交っています。

しかし、実際にコンサルタント自身がPDCA全体の流れを意識して仕事をするということは、あまりないのではないかと思っています。

なぜならば、コンサルティングの仕事は、クライアント(お客様)の抱える課題を解決することを目的として非常に限られた時間の中でプロジェクトが進みます。そのため、Check(評価)して、Action(改善)しようというような悠長なことを言っている暇はなく、何が何でも結果を出すというようなスタンスでプロジェクトが進むことが多いように思います。

もちろん、業務改善プロジェクトなどでは、クライアント企業のある業務のPDCAの中で、まさにCheck(評価)を行って、Action(改善)のための計画を提案するというようなプロジェクトもありますので、PDCAの考え方を自分なりに理解しておくということは大切なことだと思います。

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