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タスク設計(手順D・スケジューリング)

タスク設計(手順C)から引き続き、ここでは、D タスクの前後関係を踏まえた具体的な日時の記載について、説明をしていきます。

【タスク設計の手順】
@ 概要レベルのタスクの列挙
A 概要レベルのタスクの優先順位付け
B 概要レベルのタスクをブレークダウンして詳細化
C 詳細タスクの作業時間の見積り
D タスクの前後関係を踏まえた具体的な日時の記載
E バッファーの考慮

各タスクごとに具体的な作業を実施する日時を割り当てていきます。この際、簡単なタスクでしたらメモにTo-Doリストと時間を記載するだけで十分です。

一方でプロジェクトタスク全体を管理するような場合には、エクセルやMS Project (マイクロソフト社のタスク管理ツール)などでタスク管理します。

タスク設計(手順C)における工数の見積もりを元に実際にエクセル上で時間を記載していくことと以下のようになります。

ポイントは3つあります。

@「E-2.出かける」というタスクが10時に行われなければなりませんので、ゴールを起点として考えることが必要です。
A一人で作業を行う前提の場合には、各タスクを重複させないようにします。
B重複できる作業がある場合には、重複させるようにします。
例では、「C-2.洗濯機が回るのを待つ」は、「B-1.朝食を準備する」、「B-2.朝食を食べる」、「B-3.食器を洗う」と並行して実施できます。また、並列作業とするために「C-1.洗濯ものをあつめる」というタスクの開始時間を「B.朝食をとる」より前倒しして行う必要があります。

タスク設計(手順D・スケジューリング)

以上、タスク設計の6つの手順の項目の一つであるD タスクの前後関係を踏まえた具体的な日時の記載について説明をしてきました。手順Eにつきましては、タスク設計(手順E)にて記載していくこととします。

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